蕎麦ザル、製作過程公開

底編みです。網代編みで組んでいきます。

周りをぐるぐると編んでいきます。四角底編み部分から、編み加減で丸くしていきます。

丸く編み上がりました。

作っておいた枠に合わせて仮止めします。

枠にひごを絡めていきます。

今度は、外枠にクマゴヅルを巻き付けます。

しっかりと絞めながら、ツルを折らないよう気をつけて編み込んでいきます。

最後の方でクマゴヅルの合わせ目を閉じます。ひごを強く引っ張って合わせ目が開かぬよう気をつけます。

完成です。霧吹きで水をかけながら作っているので、まだ湿っています。

乾くと白くて艶があり美しいです。

からむしの手作り紐を付けました。

マタタビ細工と田舎暮らし

 福島県の奥会津は、冬は深い雪に閉ざされる地域です。ここでは昔から山で採取したマタタビの枝でザルなどを作る伝統工芸が今も受け継がれています。私もそのひとりとして、マタタビでザルを編んでいます。  このサイトでは、マタタビ細工を作る過程とともに、その優れた素晴らしさを紹介したいと思います。また、折々の田舎暮らしを記事としてHomeに書いていきます。読んで頂けたら幸いです。

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