ひご作り沼にどっぷり

11月に採ったマタタビのひご作り作業が、やっと先が見えてきました。今頃になるとマタタビが乾燥してくるので、とにかく急いでやっています。後1週間くらいで持ってきた分は終わりそうですが、まだ奥会津に12月に採った分が相当残っているのです。

ひご作り作業は、また2月に第二段が始まります。早くザルが編みたいです。

皮を剥き、四つに割って芯を削り厚みを整えます。

これが荒削りしたひごです。実はこれが完成ではないのです。ザルを編む前に更に厚みや幅、長さを整えます。良いザルを編むためにこれが一番大切な作業で時間もかかります。

これがまだ奥会津に置いてあるマタタビです。全部持ってこないのは、奥会津の気候がマタタビの保存に適しているからです。低温と湿度がマタタビを長持ちさせてくれます。


マタタビ細工と田舎暮らし

 福島県の奥会津は、冬は深い雪に閉ざされる地域です。ここでは昔から山で採取したマタタビの枝でザルなどを作る伝統工芸が今も受け継がれています。私もそのひとりとして、マタタビでザルを編んでいます。  このサイトでは、マタタビ細工を作る過程とともに、その優れた素晴らしさを紹介したいと思います。また、折々の田舎暮らしを記事としてHomeに書いていきます。読んで頂けたら幸いです。

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